スペイン バルセロナでの2016年プレシーズンテスト2日目の23日、マックス・フェルスタッペンがトロロッソSTR11・フェラーリでの初走行を行った。
この日の天候は晴れでドライコンディション。フェルスタッペンは121周を走行、ミディアムタイヤでマークした1分26秒539のタイムで11人中最下位となった。午前中には電気系トラブルが発生、マシンをコース上に止めることとなったが、ガレージでリセットした後は問題なく走行できた。テクニカルディレクターのジェイムズ・キーは、テスト2日目にシャシーに小さなアップデートを施してたくさんの周回数を走りこめたことに満足している。
「今日久しぶりにマシンに乗ることができてすごく嬉しかった。この日が来るのを3カ月も待ち続けたんだ!」とフェルスタッペン。
「序盤の数周は本当にわくわくした。パワーユニットが(フェラーリに)変わったしね。やっと体験することができた。すぐにいい感触を持てたよ」
「今日は大量に走りこんだ。チームにとってはもちろん、僕にとってもいいことだ。マシンに慣れるという意味でね。全体的にとてもポジティブな一日といっていいと思う。タイムシートからは分からないかもしれないけどね。今のところ僕らはラップタイムは気にしていない。満足だよ!」
去年までルノーのパワーユニットを使用していたトロロッソは、今年からフェラーリの2015年最終仕様のユニットを搭載する。
ルノーとの違いを聞かれたフェルスタッペンは「(フェラーリの方が)トップスピードが速いね!」と答えたとCrash.netが伝えた。
翌24日はカルロス・サインツJr.がテストを担当する予定となっている。