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コスが建築家の藤本壮介と協業 ミラノサローネに"光の森"が出現

2016年02月24日 13:32  Fashionsnap.com

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「コス(COS)」が、建築家の藤本壮介と2016年のミラノサローネ国際家具見本市でコラボレーションしたインスタレーションを開催する。藤本は建築家として国内外で活躍しており、東京・青山にある「サカイ(sacai)」のショップデザインを手掛けたことでも知られている。

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 「コス」は2011年からミラノサローネ国際家具見本市に参加し、ネンド(Nendo)やスナーキテクチャー(Snarkitecure)と協業したインスタレーションを発表してきた。今年は、2013年に「コス」が協賛するサーペンタイン・ギャラリーのパーク・ナイトに藤本が参加したことをきっかけに、「タイムレスでモダン」なデザインに共通点を感じたことから協業が実現した。
 インスタレーションは、ミラノの中心部にあるかつて映画館として使用されていた場所で開催される。「コス」の最新コレクションに着想を得て、無限に広がる光の森を創出。「相互作用」と「空間認識」を体験出来るようなデザインを試みる。
 藤本はインスタレーションについて「かつてここは劇場でした。スポットライトを採用することはオマージュの考え方です。スポットライトがファッション、スペースと森を繋げる接点となり、一つの建築物となるのです」とコメント。インスタレーションは2016年4月12日から17日まで6日間限定で公開される。