映画『デスノート 2016』の追加キャストが発表された。
「デスノート」を巡る夜神月とLの戦いから10年後を描く同作。ロシアとウォール街、渋谷でデスノートによる大量殺人が行なわれる中で、地上に6冊のデスノートが存在することが明らかになるが、デスノートの提出を呼びかけるコンピュータウィルス「キラウィルス」がばら撒かれたことからノートの争奪戦が始まる、というあらすじだ。
これまでの発表では、デスノート対策本部特別チームの捜査官・三島創役の東出昌大、「Lの正統な後継者」と称される世界的探偵・竜崎役の池松壮亮、キラこと夜神月を崇拝する天才サイバーテロリスト・紫苑優輝役を演じる菅田将暉の出演が明らかになっていた。
今回出演が発表されたのは、死神が地上にばら撒いたデスノートの所有者・青井さくら役を演じる川栄李奈。渋谷にいる一見平凡な若い女性だが、デスノートを使って思想を持たずに無差別殺人を行なう、という役どころだ。
佐藤信介監督は、川栄演じるさくらの出演シーンについて「本作の非常に大きな見所のシーンとなりました」とコメント。また川栄は「こういう役はやったことがなかったので、すごくやってみたかったし、今回新しい挑戦をさせていただいて、とても嬉しい」と喜びを語っている。
■川栄李奈のコメント
こういう役はやったことがなかったので、すごくやってみたかったし、今回新しい挑戦をさせていただいて、とても嬉しいです。自分がデスノートを拾ったらどうなるんだろうとワクワクしながらも、周りで多くの人が死んでいくので不思議な感じですが、普通の女の子を意識して演じさせていただきました。私も好奇心旺盛なので、そこは(青井さくらと)似ていると思います。過去の作品は、どのようなラストになるのかワクワクしながら見ていたので、そのワクワクがこの作品でも感じていただけると思います。とても楽しみです。
■佐藤信介監督のコメント
サイコな若い女性で、デスノートを使い、人々を殺しまくるという役柄を、川栄さんには淡々と演じていただけました。デスノートで人を殺すと言っても、それは文字を書くという日常的な行為。しかし、その表情やムードでサイコな雰囲気を醸し、さらに川栄さんの真逆な見た目と性格が、一層それを際立たせました。本作の非常に大きな見所のシーンとなりました。