2016年02月24日 07:01 リアルサウンド
谷原章介が、4月スタートのテレビ東京系列連続ドラマ『ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~』で主演を務めることが決定した。
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『ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~』は、“医療事故調査”にスポットを当てたオリジナル脚本のドラマで、架空の組織“医療事故調査委員会”が、医療事故の背景に潜む闇を暴く、1話完結型のヒューマン医療ミステリー。医師や弁護士で構成される医療事故調査委員会=Medical Accident Investigation Committee(MAIC=通称マイク)のメンバーたちが、疑惑の病院や医療施設に潜入調査を行う模様を描き出す。
谷原章介が演じるのは、消化器外科医で、医療事故調査委員会(MAIC)第7班・医療事故調査員・班長の華岡慧。結婚を誓った亡き婚約者・琴塚七海が遺した血の繋がらない6歳の娘・琴塚よつ葉と母の育世と3人で暮らしている。潜入先で“違和感”を覚えると、証拠をつかむまで粘り強く調査を続ける役柄だ。谷原がゴールデンタイムの民放連ドラに主演するのは、1年ぶり2作目となり、テレビ東京での連ドラ主演は今作が初となる。
主人公・華岡慧を演じる谷原と、阿部真士プロデューサーからは、コメントが寄せられている。その他のキャストは後日発表予定。
【谷原章介(華岡慧役) コメント】
今回のドラマは、とても多面的な要素を持っていると思います。勧善懲悪で、わかりやすい善悪の判断をつけるようなドラマでもなく、でもどこか、サスペンス、ミステリーという謎解きの要素もあって。ただ、最終的に一番核になる部分というのは、命にどう向き合っているのか、ということだと思います。
命って、確かなもののようで、実は不確かであやふやなもの。昨日までニコニコ笑っていた人が、病気や、ふとした事故に遭って、突然亡くなってしまうこともある。それ位あやふやで不確かで、でもかけがえのないものなんだということを、このドラマの中で再確認していただければ嬉しいなと思います。
テレビ東京さんは、ドラマだけでなく、バラエティーも含めて、企画力が素晴らしいからこそ、ここ最近、局のステーションイメージが上がっていると思います。今回のドラマもきちんと仕上がった素晴らしい作品とするために、主演の僕だけでなく、演出サイド、出演者も含めて、とても責任重大になりますので、今まで僕がやってきた経験をフル活用して頑張りたいと思います。
放送開始を僕自身も楽しみにしています!
【阿部真士プロデューサー(テレビ東京・編成局ドラマ制作部) コメント】
■本作についての企画意図・見どころ
原作モノの作品が多い中、医療分野に強いスタッフを結集し、オリジナルドラマにチャレンジします。さらに、この企画は大きく言えば「医療モノ」ですが、これまでドラマ化されていない領域に踏み込みます。そして本作品で扱う『医療事故』は実はとても奥が深く、白か黒かハッキリさせることが非常に難しいものですが、「医療ミスなのか、不慮の事故なのか、あるいは…故意なのか」を調査し、そこに潜む悪意をバッサリと斬ります。本格的でありつつ、エンタメ性のある作品に仕上げています。ただの「医療モノ」ではない、全く新しいヒューマン医療ミステリードラマです。
■谷原さんを起用した理由
1. これまでテレビ東京のドラマでご縁のなかったフレッシュな方。
2. バラエティーや情報番組の司会でお茶の間の顔として親しみやすさが浸透している。
3. 内に秘めた闘志・正義感がにじみ出るような方。
4. 爽やかで優しいけど、時々お茶目。でも、ダンディー。
キャスティングとはお見合いのようなものだといつも思っています。高すぎるハードルでしたし、 そんな方いるの? と自問自答しましたが、王子様はいました。一見クールだけど熱い主人公・華岡慧を谷原さんが魅力的に演じて頂けると期待しています!
■視聴者の皆さんへのメッセージ
個性的なキャストたちが演じる第7班のメンバーが病院に潜入し、医療事故に潜む悪意を白日のもとに晒します。その手段・方法、気づく要素などにはミステリー&サスペンス性がありつつも、あくまでもエンターテイメント作品になっていますので、ぜひ、ご覧ください。また、谷原さん演じる主人公の華岡慧と共に「命」について、いま再び考えてほしいと思っています。
(リアルサウンド編集部)