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140分ワンカットのクライム・サスペンス『ヴィクトリア』、予告編&ポスター公開

2016年02月24日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『ヴィクトリア』(c)MONKEYBOY GMBH 2015

 5月よりシアター・イメージフォーラムほかにて公開されるドイツ映画『ヴィクトリア』の予告編とポスタービジュアルが公開された。


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 『ヴィクトリア』は、第65回ベルリン国際映画祭で銀熊賞芸術貢献賞を受賞、第65回ドイツ映画賞で作品賞を含む6部門受賞、第28回ヨーロッパ映画賞4部門ノミネートを果たすなど、数々の栄冠に輝いているクライム・サスペンス。ドイツ・ベルリンを舞台に、夜明け前のストリートで出会ったスペイン人女性ヴィクトリアと地元の若者4人組が、予測不可能な極限状況へと突き進んでいく2時間余りの出来事を、140分ワンカットで描き出す。


 メガホンを取ったのは、『ギガンティック』のゼバスチャン・シッパー監督。キャストには、ライア・コスタ、フレデリック・ラウらが名を連ねる。ベルリンを拠点に活動するピアニスト、ニルス・フラームが音楽を担当し、『ひつじ村の兄弟』のストゥルラ・ブラント・グロヴレンが撮影を担当している。


 予告編の前半では、路上で出会ったヴィクトリアと4人の若者が、夜明け前の街を楽しそうに歩いていく様子が捉えられ、後半では、彼らを待ち受ける予測不能な事態が立て続けに映し出されていく。一方のポスタービジュアルでは、主人公ヴィクトリアの顔をベースに、“全編140分ワンカットの衝撃”というコピーと、数々の場面写真が配置されている。(リアルサウンド編集部)