2016年02月24日 05:01 リアルサウンド
4月23日に公開される映画『ズートピア』の日本語版主題歌を、Dream Amiが担当することが決定した。
『ズートピア』は、ディズニー・アニメーション最新作となる、動物たちの“楽園”を舞台にしたファンタジー・アドベンチャー。動物たちがハイテクな文明社会で暮らす世界を舞台に、ウサギのジュディ・ホップスが、警察官になりたいという夢を叶えるため、大都会“ズートピア”を訪れる模様を描き出す。ディズニー作品のヒットメーカー、ジョン・ラセターが製作総指揮を務め、『塔の上のラプンツェル』のバイロン・ハワードと『シュガー・ラッシュ』のリッチ・ムーアがメガホンを取る。
Dream Amiは、本国版ではシャキーラが歌う「トライ・エヴリシング」の日本語版を担当。ジュディが夢を叶えるため大都会“ズートピア“へと旅立つ時、自分自身を励ますようにイヤホンで聴いている曲で、「失敗したって、何度でも頑張るわ!」というジュディの前向きなメッセージが込められた、夢を叶えたい全ての人に贈る応援ソングになっている。また、Dream Amiは、ズートピアのポップスター、ガゼル役の日本版声優を務めることも決定している。
『アナと雪の女王』をはじめディズニー・アニメーション全作品に携わっているミュージック・スーパーバイザーのトム・マクドゥーガルは、「日本語バージョンを作るにあたり、Dream Amiの歌をいくつか聴かせてもらったのですが、一発で気に入りました。もともとJ-Popが大好きなんですが、彼女はこの曲を歌うのにピッタリのアーティストですし、まさしく完璧なチョイスだと思います」と、Dream Ami起用の経緯を明かしている。また、プロデューサーのクラーク・スペンサーは「この曲のポジティヴなメッセージを見事に捉え、感情たっぷりに歌い上げていて、本当に素晴らしいですね。ノリのいいポップソングではありますが、アーティストはそこに込められた想いやメッセージをきちんと心で感じ取って歌う必要があります。彼女の歌声からは、それがしっかりと伝わって来ます」と、Dream Amiの表現力を称賛している。
今回大抜擢されたDream Amiは、「このような大役をいただけるとは想像もしていなかったので、夢のような感覚です。多くの方がそうであるように、私も小さい頃からディズニー映画に魅了され続けてきた1人ですので、突然夢が叶いとても嬉しく、幸せに感じております。ご期待に沿えるよう、そして、映画『ズートピア』を盛り上げられるよう全力で臨ませていただきます」と、楽曲にかける熱い思いを寄せている。(リアルサウンド編集部)