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ザウバー、昨年型で「やり残した作業」に取り組む

2016年02月23日 15:51  AUTOSPORT web

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マーカス・エリクソン(ザウバーC34)
22日、スペイン、バルセロナで2016年F1プレシーズンテストがスタートした。ザウバーは、マーカス・エリクソンを初日に起用、昨年型C34の改良仕様でテストを行った。

 ザウバーは新車C35を2回目の合同テスト初日となる3月1日に公開する予定であることを、1月中旬の段階から明らかにしていた。プレシーズンテストスタート前日には新カラーリングのみを披露している。

 22日は午前中は曇り、序盤はダンプ状態だったがすぐにドライとなり、午後は快晴となった。エリクソンはセットアップ、タイヤのチェックなどの作業に取り組みながら88周を走りこみ、ミディアムタイヤで1分27秒555を記録、11人中8番手となった。

「有意義な一日だった」とエリクソン。
「数カ月ぶりにマシンに乗ったので、久しぶりに走れてすごく嬉しかった」
「使っているのはC34だけど、去年時間がなくてできなかったいろいろなことを試した。いくつかセットアップをテストしたから、ここから得た情報をC35の序盤の作業に役立てる。広範囲にわたる作業に取り組み、興味深いデータを集めることができた」

 翌23日もエリクソンが走行を行う。