トラブルで生放送遅刻寸前になった嵐を救った櫻井翔の一言
2016年02月23日 15:00 週刊女性PRIME
昨年、話題になった嵐の元スタッフたちによる実録エピソード集『嵐、ブレイク前夜』の続編ともいえる『嵐、青春プレーバック』(主婦と生活社)が26日に発売される。
その中から、櫻井翔のエピソードを紹介。
新高輪プリンスホテルの飛天の間から生中継される『FNS歌謡祭』で、嵐が本番に遅れそうになったことが。楽屋のかわりに使っていた客室から地下の“ウラ動線”を通って移動する際、誘導するスタッフがエレベーターで別の階のボタンを押してしまったからだ。
《バーッと歩いて行き、ドアを開けると……そこはなんとホテルの厨房でした。コックさんが大勢で汗をかきながら中華料理を作っています。メンバーたちは、「あれ? ここ、どこだ!?」となり(略)》
松本は「どうなってんだよ!」とキレぎみに叫び、スタッフは「ヤバい、怒らせちゃった」と冷や汗。「おいおい」「違うよ」「え、間に合わないじゃん」と、その場がパニックになりかけた瞬間、櫻井がこう発言。
《「大丈夫だよ」櫻井の落ち着いた声が聞こえました。「これ、フロアを間違えただけだから、戻ってもう1度行けばいいよ。間に合うから大丈夫だよ。大丈夫、大丈夫」》
付き添いのADまでが状況をわかっていないなか、持ち前の冷静沈着ぶりでピンチを切り抜けた櫻井。このように、リーダーシップの発揮の仕方がふたりは対照的なのだ。
《ぶつかることがないのは、お互いのことを一目置いて認め合っているうえに、それぞれの役割分担がはっきりしているからです》
同書ではそう綴られている。