22日、2016年シーズンの第1回合同テストがスペインのバルセロナ・サーキットで始まり、午前のセッションではフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。
フェラーリSF16-Hを駆るベッテルは、36周をこなして1分24秒939をマーク。まずは今季最初のセッションをトップで終えた。一方、メルセデスW07をドライブしたルイス・ハミルトンは、他チームと比較しても飛び抜けて多い66周を周回。1分25秒409と2番手につけて午前の走行を終えている。
ジェンソン・バトンがステアリングを握ったマクラーレン・ホンダMP4-31は、開始早々に1周した後、小さなメカニカルトラブルに見舞われたが、その後は走行を再開。最終的には35周を走行し、1分27秒691のタイムで6番手となっている。
また、“F1初走行”となったハースは、ロマン・グロージャンがVF-16の走行を担当し、13周の中で1分28秒399のタイムをマーク。8番手につけ、まずまずのスタートを切ったと言えそうだ。
合同テスト初日は、ランチ休憩をはさみ、現地時間18時(日本時間26時)まで午後の走行が行われる予定となっている。
■バルセロナ合同テスト1日目午前 タイム結果
Pos/Driver/Team/Time/Lap
1/S.ベッテル/フェラーリ/1'24''939/36
2/L.ハミルトン/メルセデス/1'25''409/66
3/V.ボッタス/ウイリアムズ/1'26''091/43
4/D.リカルド/レッドブル/1'26''704/20
5/C.サインツJr./トロロッソ/1'27''180/35
6/J.バトン/マクラーレン/1'27''691/35
7/M.エリクソン/ザウバー/1'28''165/36
8/R.グロージャン/ハース/1'28''399/13
9/A.セリス/Fインディア/1'29''406/21
10/J.パーマー/ルノー/1'31''351/15
11/P.ウェーレイン/マノー/1'33''455/7