ネッツトヨタ東京は22日、2016年シーズンのモータースポーツ参戦体制発表会を開催し、先日スーパーGT500クラスからの引退を発表した脇阪寿一がGAZOO Racing 86/BRZ Raceに参戦することが発表された。
2013年からモータースポーツ活動に取り組んできたネッツトヨタ東京はこれまで、「販売店はお客様との接点。公道を走れるクルマでレースもできるということを見せたい」(塚越富夫GM))との思いのもと、Netz Cup Vitz Raceや86/BRZ Race、そしてTRDラリーチャレンジなどのナンバー付きのレースで経験やノウハウを蓄積。2016年は“次のフェイズにステップアップする年”と位置づけ、店舗での利用者との交流イベントや、サーキットでの走行プログラム、そしてレース観戦ツアーなどを実施しながら、モータースポーツを店舗や利用者にもつなげていく活動を推進していく。
そんな中、今年はLEXUS TEAM LEMANS WAKO'Sの監督を務めることになった寿一が、ネッツトヨタ東京から86/BRZ Raceに参戦することが発表された。寿一は、カーナンバー25を掲げ、グッドイヤータイヤを装着した86で、シリーズのプロフェッショナルクラスに参戦。関東近郊でのレースを中心に、開幕戦もてぎ、第4戦富士、第6戦富士、最終戦鈴鹿、そして年末の特別戦という計5戦の参戦を予定している。参戦に向けた展望、そして参戦の目的について、寿一は次のように話す。