ルノー・スポールF1チームは22日、2016年のF1世界選手権に投入する新車『R.S.16』をバルセロナ・サーキットで披露し、合同テストをスタートさせた。
ロータスを買収し、今シーズンから再びワークスチームとしてF1に復帰するルノーは、今月はじめにパリで参戦イベントを開き、そこで旧型車をベースとする“発表会仕様”のR.S.16を公開している。
この日、バルセロナに姿をみせたR.S.16は、発表会仕様と同じくブラックを基調とした暫定カラーリングをまとっているが、ノーズは若干厚みを増して先端も角ばった形に。3つの開口部が特徴的なインダクションポッドは発表会仕様と同様の処理となっている。
チームは、ガレージ前で簡単な写真撮影に応じると、さっそくジョリオン・パーマーのドライブによりシェイクダウンを実施。パストール・マルドナドに代わって土壇場でシートを獲得したケビン・マグヌッセンは後半2日間のテストを担当する予定だ。
なお、新車R.S.16のカラーリングは開幕戦のオーストラリアGPで正式なデザインが披露されることになっている。