4月からフジテレビ系で放送される連続ドラマ『ラヴソング』のヒロイン役を藤原さくらが演じることがわかった。
『ラヴソング』は、才能の限界を感じて音楽業界を離れた元プロミュージシャンの神代広平が、孤独を背負った女性・佐野さくらと出会い、音楽を通して心を通わせながら再生していく様を描く作品。これまでの発表では、音楽への想いを断ち切ることができないまま、退屈な日々を過ごす主人公の神代を福山雅治が演じることが明らかになっていた。
藤原が演じる佐野さくらは、児童養護施設で育った孤独な女性で、人とのコミュニケーションが苦手な人物。あることがきっかけでさくらの歌声を聴いた神代との出会いによって、歌を通じて自己表現することを知っていくという役どころだ。
藤原は昨年3月にメジャーデビューを果たした20歳のシンガーソングライター。演技は未経験ながら、オーディションによって約100人の候補者の中から選出された。藤原は同作のオフィシャルサイトで「オーディションに合格したと聞いた時は、全く信じられなくて、つい最近まであれは夢だったのではないかと疑っていたんですが、少しずつ実感が湧いてきました。演技のことはまだ右も左も分かりませんが、今回オーディションの時に演じてみて、純粋にすごく楽しいなと感じたのでその気持ちを忘れずに学んでいきたいと思います!」と意気込みを語っている。
また今回の発表とあわせて夏帆、田中哲司、宇崎竜童、水野美紀の出演も明らかになった。