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高校生がデモ「集団的自衛権いらない」クラブ音楽にあわせて渋谷の街を行進

2016年02月21日 20:01  弁護士ドットコム

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安保関連法制に反対する高校生や学者などが2月21日、東京・渋谷でデモ行進をおこなった。約1時間半かけて、代々木公園から渋谷のセンター街、スクランブル交差点を練り歩き、「集団的自衛権はいらない」「違憲の法制さっさと廃止」と訴えた。


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主催したのは、首都圏の高校生を中心としたグループ「T-nsSOWL(ティーンズソウル)」。昨年7月に安保法制の廃案や安倍政権の退陣を求めて、首都圏の高校生を中心に結成された。デモ行進には高校生のほか、政治学者や市民など数百人が参加した。



デモ隊は、クラブで流れるダンス・ミュージックを流しながら、リズムにあわせて、「戦争反対」「憲法守れ」「集団的自衛権はいらない」とシュプレヒコールをあげた。ティーンズソウルのメンバーの高校生、りゅうきさん(18)は「安保法制は可決されたけど、憲法違反ではあることかわりません」とスピーチした。



デモ行進に参加した埼玉県内の男子高校生(18)は弁護士ドットコムニュースの取材に「僕たちのあとの世代が戦争に連れて行かれるんじゃないかという危機感がある。高校生でも声をあげていかないと世の中が変わらないと思った」と話した。



また、保護者と一緒に参加した東京都内の女子高校生(15)は「周りの友だちは政治に関心が低いけど、とても参加しやすいデモだと思った。若者も積極的に意見を言っていかないといけない」と述べた。



(弁護士ドットコムニュース)