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クチュールデザイナーが作るデイリードレス「KOI」東西の百貨店に常設店オープン

2016年02月20日 18:13  Fashionsnap.com

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KOI 2016年春夏コレクション Image by: KOI
小井庸嗣が手掛ける「コイ(KOI)」が、伊勢丹新宿店4階に初の常設ストアを開設した。クチュールデザイナーが作るデイリードレスに定評があるブランドで、3月2日には梅田阪急4階にも常設ストアの出店が予定されている。

「KOI」東西の百貨店に常設店の画像を拡大

 デザイナー小井庸嗣は、NYパーソンズを卒業後に「ビルブラス(BILL BLASS)」でキャリアをスタートし、「プラダ(PRADA)」や「ヴェルサーチ(VERSACE)」のデザインチームで活躍。帰国後は複数のアパレル企業でディレクターを務め、2007年に「コラゾン デル アルマ(corazon del alma)」を立ち上げた後、2015年春夏シーズンにブランドを「コイ」に改めて再スタートを切った。
 「コイ」は、イタリアで学んだクチュールと、コモ滞在期間に身に付けたシルクプリントの技術、そして国内外で培ったセンスを活かし、シンプルかつ華やかな大人の文化を提案。折り紙のように平面から構築される立体感や、禅の世界の様にそぎ落とされたデザインを表現し、アーバンリゾートの空気感と日本の文化との融合を図っている。最新の2016年春夏コレクションのテーマは「URBAN AFRICA」。アフリカの大地に溢れる色や柄と一枚の生地から纏う⺠族衣装を着想源に、都市に生きるモダンなアフリカ女性のスタイリッシュで華やかな生活をイメージした。価格帯は3万7000円から43万円と幅広くそろえる。
 東西2つの百貨店にオープンする常設ストアのほか、2月24日から名古屋高島屋5階にポップアップストアを開設。国内だけではなく、パリのセレクトショップ「レクレルール」をはじめ海外展開も広げている。
■最新コレクション KOI 2016年春夏コレクション