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百貨店のインバウンド「高額まとめ買い」から「付加価値商材」にシフト 1月は消耗品のシェア最大に

2016年02月20日 09:12  Fashionsnap.com

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 全国百貨店協会が2月19日、2016年1月度の訪日外国人動向を発表した。

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 売上高は前年同月から36.2%増の約173億円、購買客数は同59.1%増の約25万人で、36ヶ月連続のプラスを持続。これまでの購買傾向は高額品のまとめ買いが多く見られたが、最近は付加価値商材にシフトする動きがあり、今月はこれを受けて前年の実績をクリアしたという。消耗品がシェアと売上高ともに過去最高を記録しており、売上を伸ばす化粧品のような日本ならでは品質価値やブランド価値が今後さらに重要視されそうだ。