ガス・ヴァン・サント監督の新作映画『追憶の森』から予告編と場面写真が公開された。
富士山の北西に広がる青木ヶ原樹海を舞台にした同作。結婚生活に問題を抱え、自殺をするために樹海にやってきたアメリカ人のアーサーが、出口を求めて彷徨う日本人タクミとの出会いをきっかけに、人生を見つめ直すようになるというあらすじだ。アーサー役をマシュー・マコノヒー、タクミ役を渡辺謙が演じる。
渡辺のコメントで始まる予告編では、アーサーが泣きながら樹海を彷徨うタクミを見つける場面や、樹海の出口を探す2人が険しい道を歩く様子、タクミがアーサーに「なぜ死にたい?」と問いかけるシーンが確認できるほか、アーサーの過去の結婚生活の様子が垣間見える映像になっている。