メルセデスAMG F1が、2016年型F1マシンW07の製作に携わったチームスタッフたちのインタビュー動画を公開した。またニコ・ロズベルグは、19日に新車初走行を行うと認めた。
2014年の新パワーユニット導入以来メルセデスは圧倒的強さを見せ、2年連続でコンストラクターズ&ドライバーズ選手権を制している。
18日、メルセデスは、今年3連覇を成し遂げるべく作り上げたW07を紹介する「#WeAreW07」という動画を公開した。ここではトト・ウォルフ、ルイス・ハミルトン、ニコ・ロズベルグ、パディ・ロウ、そして新車製作を陰で支えた何人かのスタッフたちが「自分にとってのW07」というテーマでそれぞれ語っている。インタビューを受ける彼らの背後には、形状ははっきり確認できないもののF1マシンが置かれているのが見える。これが実際にW07であるのかどうかは定かではない。
また、ロズベルグはTwitterにおいて、「イギリスに着いた。新車に初めて乗り、チームと撮影をする」「素晴らしい撮影だった。でも明日はもっとエキサイティングな日になるよ。初めて新車をドライブするんだ!」と述べており、19日に初走行を行うものと考えられる。
以前から、メルセデスは19日にシルバーストンで新車のシェイクダウンを行う予定であると報じられていた。各チームは1年に2日間に限りプロモーション目的で現行マシンを走らせることが許されており、メルセデスはこれを利用して新車のコースデビューを行うことになる。
W07の正式発表はプレシーズンテスト初日22日の朝にスペイン バルセロナで行われるものと考えられている。