『VIVIENNE WESTWOOD ヴィヴィアン・ウエストウッド自伝』が、3月4日に刊行される。
1941年に生まれたファッションデザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッド。マルコム・マクラーレンとの出会いをきっかけに、ロンドンにブティックをオープンさせ、Sex Pistolsのプロデュースを手掛けるなどパンクムーブメントの立役者となった。
ヴィヴィアン・ウエストウッドとイアン・ケリーの共著となる『VIVIENNE WESTWOOD ヴィヴィアン・ウエストウッド自伝』は、ケリーがウエストウッドと過ごした2年間の経験をもとに、ウエストウッド自身や彼女の友人、家族、仕事仲間の声を織り交ぜながら執筆した書籍。幼少期からマクラーレンとの出会いを経て世界的な成功を収めるまでの約70年の生涯が綴られる。またNew York Dollsやアンディ・ウォーホルと過ごしたニューヨークでの出来事や、パンク黎明期、ビジネスパートナーでもある25歳年下の夫アンドレアス・クロンターラーとの出会いについても明かされる。
ケリーは友人であるウエストウッドについて「ヴィヴィアンの魅力は、一見するだけでは分かりません。人権・環境保護活動に対する熱心な取り組みも素晴らしいですが、私が特に強く主張したいのは、彼女の寛大な心と、温かくウィットにとんだ性格です。その顔と洋服は世界的に有名なヴィヴィアンですが、同時に、かつてはダービシャーのいち小学校教師であった彼女が、マルコム・マクラーレンと恋に落ちたことから世界に影響を与える人物になっていったというのも事実です」と語っている。