aprの新型トヨタ・プリウスGTが岡山国際サーキットでカラーリングをまとい走行した。 18日、岡山国際サーキットでスタートしたスーパーGTのメーカーテストで、GT300クラスに今季から参戦するaprの新型プリウスが走行を開始した。また、GT300クラスではプリウスのほか3台が走行している。
7台のGT500マシンが参加している岡山メーカーテストだが、同時に4台のGT300マシンが姿をみせた。注目は、東京オートサロンで公開されたaprのZVW5#型のボディをベースとしているトヨタ・プリウスGTだ。オートサロンではホワイトのボディにステッカーが貼られた状態だったが、今回はホワイトにレッドとブラックのカラーリングがあしらわれた。なお、今回走行したのは、嵯峨宏紀/中山雄一組のブリヂストン装着の31号車だ。
また、GT300マザーシャシーもTEAM UPGARAGE with BANDOHの18号車が走行した。こちらは昨年同様のカラーリングだが、興味深いのはドライバーだ。走行中の写真を見ると、昨年VivaC 86 MCをドライブした土屋武士がステアリングを握っているのだ。マザーシャシー同士での開発協力なのか、興味深いところだ。
注目のGT3規定のニューマシンも2台が姿をみせた。すでに富士スピードウェイでシェイクダウンを済ませているAudi Team HitotsuyamaのアウディR8 LMSと、岡山でシェイクダウン済みのGAINERのメルセデスベンツAMG GT3という2台だ。
GAINERのメルセデスは平中克幸が、ヒトツヤマのアウディはリチャード・ライアンと藤井誠暢が乗り込んでいるのがヘルメットから確認ができた。
GT300クラスでは、LEON RACINGがメルセデスを走行させているほか、GOODSMILE RACING with Team UKYOも19日に筑波サーキットで行われるイベント『初音ミクGTプロジェクトファン感謝祭』の中でメルセデスをシェイクダウン予定。この1~2週間の間に、新GT3マシンを中心にシェイクダウンのラッシュとなりそうだ。