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クリス・パインら、アメリカ沿岸警備隊の英雄たちと対面 『ザ・ブリザード』特別映像公開

2016年02月18日 10:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 クレイグ・ギレスピー監督作『ザ・ブリザード』より、クリス・パインらが救出劇の当事者と対面する特別映像が公開された。


参考:クリス・パインらが最大級のブリザードに立ち向かう 『ザ・ブリザード』特別映像公開


 『ザ・ブリザード』は、アメリカ沿岸警備隊史上、最も偉大な救出ミッションとして語り継がれている「SSペンドルトン号の救出劇」を題材にした作品。真冬の北大西洋で巨大ブリザードに襲われたタンカーの生存者を助けるため、バーニー船長率いる4人の沿岸警備隊が過酷な救出ミッションに挑む。


 今回公開された映像には、本作の題材である「SSペンドルトン号の救出劇」の救出ミッションに参加したアンディ・フィッツジェラルドとメル・ガスローが、主演のクリス・パイン、ケイシー・アフレックらと対面する様子が収められている。


 二人は製作初期段階から本作に協力し、事実やディテールに真実性を持たせることに貢献している。事故当時について二人は、「漁師には行くなと言われた。『正気の沙汰じゃない』と。しかし、当時の沿岸警備隊のモットーは『出動はしなければならない、だけど帰ってこなければならないというわけではない』というものだったんだ」と、命を懸けた救出劇への経緯を明かす。


 クリス・パインは「バーニーはこの映画が作られる前に亡くなっていた。でもバーニーの親友だったガスにも、アンディにも会えたことで、僕はバーニーの人となりを知ることが出来たんだ」と語り、「敬意を表して、誠実に演じたい」と真っすぐな表情で決意をあらわにしたという。


 また、海事補佐人の資格を持ち、海難事故に詳しい国際弁護士・八代英輝も本作を賞賛しているという。本作について、「無謀だと思った出動は強い信念と多くの奇跡に支えられて感動に変わった」とコメントを寄せている。実際の救出劇については、「彼らのレスキューオペレーションは米国沿岸警備隊海難救助史に残る英雄的行為として米国民に記憶されています」と当時の様子を解説した。(リアルサウンド編集部)