2016年02月18日 07:01 リアルサウンド
改めてジャニーズメンバーを見てみると、実に個性豊かな面々が揃っている。王子様のような容姿を売りにしているメンバー、歌唱力が評価されているメンバー、ダンスを得意としているメンバーなど様々だ。個性あるメンバーの中でも、最近はファンだけでなく先輩ジャニーズメンバーやタレントからも「かわいい」という理由で人気を得ているケースがある。今回は、そんな“かわいい系ジャニーズ”に焦点を当ててみたいと思う。
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■Hey! Say! JUMP・知念侑李
かわいい系ジャニーズと言えば、Hey! Say! JUMPの知念侑李は外せないだろう。キュートなルックスも相まって「かわいい」という言葉がぴったりだ。実際、2月11日に放送された「櫻井翔のジャニーズ軍VS有吉弘行の芸人軍 究極バトル“ゼウス”」(TBS系)では、芸人たちから絶大な人気を誇っていた。FUJIWARAの藤本敏史が「知念ちゃん」と呼びかけると、知念はファンサービスのごとく藤本に手を振り返す。それに対して芸人軍は全員笑顔で手を振り返すというシーンがあった。そんなかわいらしい立ち振舞をしつつも、競技種目・ローリングゼウスでは高い身体能力で勝利を勝ち取り、バク宙を披露するというかっこよさも抜かりなく発揮していた。「かわいい」と「かっこいい」のバランスを計算しているであろう知念は、天性の人たらしと言ったところだろうか。
■Sexy Zone・マリウス葉
事務所の先輩の中にもファンが多いSexy Zoneのマリウス葉。まだ15歳だが身長も180cm近くまで伸び、表情も大人になってきている。しかし、ふとした瞬間に覗くあどけなさは、「かわいい子ども」そのものだ。例えば、昨年10月1日に『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した際もうっかり関西弁が出てしまい、思わず口を抑えるシーンがあった。ダウンタウンの松本人志は「今のうっかりはかわいかった」と親のような目線でコメントをしていたのだ。また、番組内では疑問に思ったことを次々と口に出し、話の流れを止めるというシーンも見られた。こうした自由奔放でマイペースな性格が、子ども特有の無邪気なかわいらしさにつながっているのだろうか。そして育ちの良さが滲み出るマリウスだからこそ、嫌味のないキャラとして受け入れられ、愛されているのかもしれない。
■A.B.C-Z・橋本良亮
ファンの間では「わんこ」と称されている、犬系男子のA.B.C-Zの橋本良亮。A.B.C-Zの中でも、末っ子としてメンバーから可愛がられている橋本の“かわいいポイント”は、「気を許した相手にはとことん懐くところ」だと思う。例えば、A.B.C-Zの他のメンバーは話したことがなかった関ジャニ∞の渋谷すばるに一気に懐き、「親友」となった話は有名である。さらに注目したいのは、メンバーとの関係性だ。一番最後に加入したにも関わらず、センターとしてグループを引っ張る存在になった橋本は、パフォーマンス中に前にでる場面が多かったり、ファンに対して「俺を見てほしい」というアピールをしたりもするが、MC中他のメンバーが話していると大人しく耳を傾けているのだ。テレビやコンサートでは、前に出る機会をメンバーに譲る素振りも見られる。その様子は賛否両論あるが、従順な犬のようで微笑ましい。センターポジションとしてのONとOFFのギャップも、ファンの心を掴んでいる理由の1つなのだろう。
これまでも、V6の三宅健や嵐の二宮和也などが“かわいい系ジャニーズ”として注目されてきたが、大人になるにつれて“かっこいい”要素が多くなっていった。先述の3名もこれから年齢を重ねると共に、今のようなかわいらしさとは違った魅力が表れてくるのかもしれない。そう考えると、“今”の彼らを応援する楽しみが増すのではないだろうか。(高橋梓)