サカナクション、河瀨直美監督・安藤サクラ出演の短編映画音楽を担当

　サカナクションが、ファッションブランド「Miu Miu」が企画するショートフィルム『SEED』の映画音楽を手掛けることを発表した。

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　同バンドが映画音楽を手掛けるのは、映画『バクマン。』（大根仁監督）以来2作目。同作は、Miu Miuが、2011年から開始したショートフィルムプロジェクト『Miu Miu WOMEN’S TALES』のひとつで、21世紀の女性らしさを鋭い視点で称える作品を制作してほしい、という依頼から実現した企画だ。これまでも国際的に活躍する女性監督が手掛けてきたが、第11弾となる本作は、『あん』が世界45か国で公開中の映画監督・河瀨直美とのコラボレーション作品となる。

　同作は、野生的な大自然が息づく奈良から東京の混沌とした人混みへ、安藤サクラ演じる少女が旅に出る、というストーリー。少女が旅の途中で出会う人々や物事との「交換」を通じて生じる様々な感情や気づきを、風に揺れる木のように体現している。同バンドは映画の世界観にリンクした音楽を作るため、ロケ地となった奈良公園内の浮見堂でレコーディングを実施するなど、音世界を緻密に作りこんだという。同作は今後、国内外の映画祭などで上映を予定している。（リアルサウンド編集部）