映画『永遠のヨギー ヨガをめぐる奇跡の旅』が、4月30日から東京・渋谷のユーロスペースほか全国で順次公開される。
同作は、「西洋ヨガの父」とも称されるヨガの伝道師パラマハンサ・ヨガナンダの生涯に迫るドキュメンタリー。1893年にインドに生まれたヨガナンダは、マハトマ・ガンジーとも交友を持ち、人種差別が横行する1920年代のアメリカでヨガがもたらす「調和」や「愛」を説いた。ジョージ・ハリスンやスティーブ・ジョブズにも影響を与えたという書籍『あるヨギの自叙伝』の著者としても知られ、The Beatlesのアルバム『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』のジャケットにも登場している。
作中では、ヨガナンダの生前の映像に加え、ハリスン、ジョブズといった著名人の証言や逸話、再現シーンなどを交えながらヨガナンダの生涯と教えを紐解いていく。なお撮影は世界30か国で行なわれ、製作には3年以上を費やしたという。監督と脚本は、パオラ・デ・フロリオとリサ・リーマンが共同で担当している。オフィシャルサイトで予告編が公開中だ。