オーストラリアにある、 “ウミガメがやってくる” ことで知られるキャスタウェイズ・ビーチ(Castaways Beach)。
こちらで自然環境保護活動をしているボランティアグループ、「Coolum and North Shore Coast Care group」が発見したのは、なんと真っ白なアオウミガメの赤ちゃん!
【白いカメを見たのは、9年の活動の中で初】
彼らは長年、地元と人々の協力のもとカメに関する研究データを集めてきたのだそうですが、真っ白な体を持つ「アルビノ」のアオウミガメを目撃したのは、9年間活動してきて初めてなのだとか。
【砂と一体化できそう】
フェイスブックに公開されているアオウミガメの赤ちゃんの写真を見ると、とてもとても小さくって、ぼーっとしていたら見落としてしまいそうな存在感。白い砂と一体化できそうな色の体は、今にも自然の中に消えていってしまいそう。
【巣から出ているところを発見された】
「Coolum and North Shore Coast Care group」によれば、アルビノのアオウミガメを見つけた際、彼もしくは彼女は、1匹だけ巣の外にいたのだそう。同ビーチにおける孵化が確認された122匹のウミガメのうちの1匹で、砂の上にいるところをメンバーに発見されたんですって。
【どうか生き抜いてね】
なお彼ら曰く、アルビノのアオウミガメは、兄弟たちの後に続いて海へと帰っていったのだそう。
当初は巣から出てしまっていたことにより生き残る確率が低いであろうと予測されていたようですが、無事に海に入ったという事実が確認されたことで、生きのびる可能性がわずかながら高まったみたい。
どうかこのまますくすく育って、大きくなってほしい。懸命に生きようとする姿に、心からのエールを贈らずにはいられません……!
参照元:Facebook(Coolum and North Shore Coast Care group)
執筆=田端あんじ (c)Pouch