フォーミュラEは第8戦ベルリンePrixをベルリン市街地で開催すると発表。コースレイアウトを公開した。
昨年のベルリンePrixでは、2008年に閉鎖されたテンペルホーフ国際空港が使用されていたが、シリアなどから逃れた難民を受け入れるべく、ドイツ政府は昨年末から空港のハンガーを貸し出している。そのため、フォーミュラEは新たな開催地を探しており、ノリスリンクやベルリン市内、ミュンヘン市内など複数の場所で検討が進められていた。
今回、新たに開催地となったベルリン・ミッテ区は国会議事堂や連邦議会などの主要機関が集まるドイツの中枢と言える地域。ミッテ区の観光名所でもあるアレクサンダー広場にほど近いエリアに設営されるコースは、全長が1.26マイル(約2.02km)、11のコーナーとストレートで構成されている。なお、このレイアウトはFIAとベルリン市からの承認待ちとなっている。
フォーミュラEのアレハンドロ・アガグCEOは「ベルリンでレースを開催するための新たな開催地をお知らせできて、本当に嬉しい」とコメントしている。
「この短い時間のなかで、代替地を見つけ出すために努力してくれたスタッフ全員に感謝したい」