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肌を傷つけない!スクラブの正しい使い方

2016年02月15日 00:02  オズモール

オズモール

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たまってしまった不要な角質をきれいに除去して、肌を柔らかくスベスベにしてくれる、ボディスクラブケア。生まれ変わったような肌触りになることから、手放せないという人もいるのでは? 

ところが、「使い方をひとつ間違えると、肌トラブルを引き起こすので、使用には気を付けましょう」と、日本化粧品検定協会の代表理事で、コスメコンシェルジュとして活躍している小西さやかさんは言う。

スクラブは、角質がたまって皮膚がゴワゴワしているときに、肌を摩擦して表面の汚れを取り除くケア。だいたい、肌は1カ月周期で生まれ変わりますが、週に何度もスクラブを使うことで、まだ表面に出てくるには早い、新しい角質までゴッソリ取り去ってしまうことに。

「そうすると結果として、肌の表層が過敏になり、弱い状態になるため、乾燥や肌荒れ、色素沈着を招いてしまう可能性があります。自分の肌のコンディションを見極めながら、週1回以下のケアにとどめておきましょう」(同)

また、生理中や冬から春になる季節の変わり目は、肌の状態が不安定になる傾向が。脱毛をした後も炎症を起こしている可能性があるので、使用を避けるのがベター。

また、肌質に合ったスクラブを選ぶのもおすすめ。次を参考にしてみて。

ソルトスクラブ…ボディの引き締め、血行促進させたい人向け
植物の種スクラブ…しつこい角質をきっちり落としたい人に
シュガースクラブ…保湿作用が高く、肌がもっちりするので乾燥肌向け

正しく使えば、いつまでもスベスベ肌をキープできる! 春がくる前に、肌をすみずみまで磨き上げよう。


小西さやか
日本化粧品検定協会の代表理事を務める。大手化粧品メーカーでの6年間の研究開発の経験を活かし、科学的視点から美容、コスメを評価できるスペシャリスト“コスメコンシェルジュ”として活動中。その知見から無駄なお手入れを省いた最短最適な美容法「なまけ美容」を推奨。今まで、毎週200種以上の化粧品を評価。その鋭い評価が好評で、各種の雑誌やメディアで新作コスメの評価を担当している。著書は「日本化粧品検定協会(R)公式 コスメの教科書―1級・2級対策テキスト」(主婦の友社)、「なまけ美容入門―「科学的な分析」でムダを省いたキレイの魔法」(主婦の友社)、「90パーセントのクチコミは間違っている?!  勘違いだらけのコスメ神話 (ビーズアップビューティブック)」(スタンダードマガジン)、「効果が9割変わる「化粧品」の使い方 すっぴんも、メイク後もキレイな人の習慣」(青春出版社)。