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キャミソールに復活の兆し 今春のキーアイテムに

2016年02月14日 21:23  Fashionsnap.com

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2016年春夏シーズンは、キャミソールが復活しそうだ。1990年代に大流行して以来、メインアイテムとして見かけることが少なくなったが、2016年春夏シーズンは「グッチ(Gucci)」や「プラダ(PRADA)」といった海外メゾンをはじめ、「マメ(mame)」などの国内ブランドがコレクションとして展開。セレクトショップではスタイリングのキーアイテムとして店舗で提案していくという。

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 2016年春夏シーズンは近年のリラックスムードから、ランジェリーの要素を取り入れたアイテムが急増。「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」の担当者は90年代にヒットしたキャミソールとの違いについて、「90年代のキャミソールはカジュアルな印象が強く、素材もシフォンやコットンが主流。今期は、エレガントで大人の印象が強く、レーヨンやシルクなど、上質な素材を使用したアイテムを買い付けている」と話す。
 同じく「"大人の女性らしさ"を表現するアイテム」として導入したという「ロンハーマン(Ron Herman)」では、「下着としてではなくファッションアイテム」と今季のトレンドを反映したメインアイテムとして提案。キャミソールだけではなくスリップドレスにも注目しており、NYで人気の「オーガニック バイ ジョン パトリック」や新規導入ブランドの「チャイ」のアイテムを展開する。「それぞれ透けるニットやドレスを重ねて肌が見える量感を調節して着こなすのが気分」と話しており、年々スカートの丈が長くなる一方で上半身の露出を調整することが今季らしい着こなしの鍵になりそうだ。