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ミュベールがワークを統合 「新スタンダード」提案するクリエーションラインをスタート <2016年プレフォール>

2016年02月14日 17:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

クリエーションライン Image by: MUVEIL
「ミュベール(MUVEIL)」が、2016年プレフォールコレクションから、ベーシックブランド「ミュベール ワーク(MUVEIL WORK)」をメインラインと統合する。ブランドの世界観統一を目的にメインブランドを一本化し、ジュエリーやウェディング、キッズなどを展開。新たにコレクションの中に「新スタンダード」となるクリエーションラインを加え、ブランドの幅を広げる。

MUVEILがブランド編成を一新の画像を拡大

 中山路子が2007年に立ち上げた「ミュベール」は、今年9年目を迎える。10周年を目前に、中山は「服は消耗品。着てもらって初めて意味をなすもの。これまでは作品という意識が強かったが、改めて服の意味や役割を再考した。これまでのミュベールのらしさは活かしながら、1回しか着れないものではなく何度も着てもらえる出番の多い服を目指したい」とクリエーションラインの始動の背景について語る。
 クリエーションラインは、「西洋から見た日本」をテーマにした2016年プレフォールコレクションとは異なるテーマで制作。2016年プレフォールはメンズ服を解体し、ウィメンズに再構築した全10型をそろえる。シャツは1925年に創業した名門シャツ地メーカー「カンクリーニ(CANCLINI)」社の生地を使用。トレンチコートの背中に施されたプリーツや、ビッグシルエットのブルゾンの上にあしらわれたオーガンジーなど、控えめながら「ミュベール」らしいギミックを加えた。
MUVEIL 2016-17年秋冬コレクション