トップへ

サンローランがLAでショー、リヴゴーシュ50周年の歴史に捧ぐエディスタイル

2016年02月11日 22:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

写真
「サンローラン(SAINT LAURENT)」が2月10日、ブランド初となるアメリカ・ロサンゼルスでファッションショーを開催した。「SAINT LAURENT AT THE PALLADIUM」と題された今回のショーは、プレタポルテ ライン「サンローラン リヴ・ゴーシュ(SAINT LAURENT RIVE GAUCHE)」の50周年を記念して実施。コレクションでは彼を象徴するシャープなシルエットが強調された。

サンローラン LAでショー開催の画像を拡大

 「SAINT LAURENT AT THE PALLADIUM」は、2011年に開催した現代写真展に続いてエディ・スリマン(Hedi Slimane)がLAでキュレーションする第二のプロジェクト。自身がこれまで制作してきた「エディ・スリマン フォトダイアリー」の10周年を機に企画され、開催前には公式サイトやインスタグラムをはじめとしたSNS上にエディの撮影した写真を発信。ロサンゼルスの街中には、ショーを告知するポスターが掲出されていた。
 ランウェイショーには、合計71名のモデルやミュージシャンが出演。「サンローラン リヴ・ゴーシュ」に在籍中の90年代後半に"中性的な男性像"への探求を始めたエディ・スリマンだが、今回のショーではエディのコレクションの中で最も支持を集めた細身のスタイルを強調しながら、アイテムはほぼユニセックスで制作しているという。また、過去に「サンローラン」を彩ってきたプリントやモチーフがコレクションに用いられ、ランウェイに蘇った。
 会場となったハリウッドの劇場パラディアムには、レディー・ガガ(LADY GAGA)やジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)ら多くのセレブリティが来場。ショー後のアフターパーティーには、ベック(BECK)やジョーン・ジェット(JOAN JETT)ら13バンドが参加した。

SAINT LAURENT AT THE PALLADIUM