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ルノーF1リザーブのオコン、ウェーレインに代わってメルセデスからDTMに参戦

2016年02月11日 18:41  AUTOSPORT web

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メルセデスからDTMに参戦することになったエステバン・オコン(中)
ルノーF1チームのリザーブドライバーに就任したエステバン・オコンが、メルセデスベンツからDTMドイツツーリングカー選手権に参戦することになった。

 19歳のフランス人ドライバーであるオコンは、2015年にDTMチャンピオンを獲得したパスカル・ウェーレインがマノーからF1に参戦することが決まったことで、その空席に収まるのではないかといわれていたが、11日、メルセデスから公式にオコンのDTM参戦が発表された。

 昨シーズン、ウェーレインはメルセデスF1のリザーブを努めながらDTMの史上最年少チャンピオンを獲得。昨年GP3のチャンピオンを獲得したオコンはルノーのリザーブを努めながら、ウェーレインと同じルートを歩むことになる。

 すでにオコンは、昨年のDTM最終戦ホッケンハイムで、ダニエル・ジュンカデラに代わってDTMのメルセデスベンツC63 DTMをドライブした経験をもっている。

 DTMのメルセデス陣営では、オコンのほかにジュンカデラ、ポール・ディ・レスタ、ゲイリー・パフェット、ロバート・ウィケンス、クリスチャン・ビエトリス、マキシミリアン・ゴッツ、ルーカス・アウワーが残留する。

「こんなプロフェッショナルで、強力なシリーズの一員になることができて嬉しく思うよ。メルセデスのためにドライブすることを誇りに思う」とオコン。

「DTMの中でもベストのチームだと思うし、こんなチャンスがもらえて信じられないよ。昨年最終戦でプラクティスには参加したけど、レースを戦うのが待ちきれないね。学ぶべきことは多いけど、チームのみんなと同様に僕のゴールは可能な限り速く優勝を争うことだよ」