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内田彩、トークイベントでコンセプトアルバムを語る スペシャルゲストで「ぐんまちゃん」登場も

2016年02月11日 12:01  リアルサウンド

リアルサウンド

内田彩

 内田彩が、コンセプトアルバム『Sweet Tears』『Bitters Kiss』2作のリリース日である2月10日、発売記念イベントをアニメイト池袋本店にて開催。平日にもかかわらず多くのファンが駆けつけた同イベントは、内田のほんわかとしたキャラクターが全面に表れたゆるいトークにより、終始和やかなムードに包まれた。


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 アルバムの話題に入る前に、内田は自身の近況を報告。リリース前日には、ふだんあまり使わないTwitterを駆使しながらアルバムのPR活動を行ったが、アルバムタイトルのスペルを間違えたり、ハッシュタグをファンと考えている間にスタッフが決定したハッシュタグが公式で案内されてしまったことなどを明かし、会場を沸かせた。


 『Sweet Tears』『Bitters Kiss』について掘り下げていくトークでは、各収録曲のエピソードを披露した。アルバム『Sweet Tears』に関して内田は、「私の中のかわいらしい部分を出したいと思って作ったアルバム。キャラソンのようにかわいく歌う部分を残しつつも、今までやっていない音楽、ジャンルを選ばせていただきました」とコメント。収録曲「Party Hour Surprise!」について解説した後、「リードを外して」では、「甘くて苦くて切ない恋心、これが本当に今回のアルバムの全部を象徴していますね。……なんて良いこと言ったんだろう!」と自画自賛し、ファンの笑いを誘った。


 一方、アルバム『Bitters Kiss』は、ロックがテーマということもあり、ライブを意識したラインナップになったとコメント。「絶望アンバランス」では、絶妙なタイトルについて言及し、シンガロングから始まる「キリステロ」では、デモを聴いてすぐ歌うことを決めたというエピソードを披露した。「カタカナで『キリステロ』とか『ハキステロ』とか、ちょっとかっこつけた感じがするところが自分に似てるなと思って、そういう部分もすごい好きで。辛いこととか嫌なことがあっても弱音を吐いていてもしょうがないし、自分を奮い立たせて前に進む、というところがすごい好きな曲です」と、自身の内面と重ね合わせながら、楽曲にこめられたメッセージについて解説した。


 今回のアルバムは、選曲やコンセプト決めなどから制作に関わったという内田。新たな作家陣と新たなテイストの曲に挑戦できたこと、スタッフの一員としてアルバム制作に携われたことがうれしかったとも語っており、ソロ活動に対する自信や新しいことに取り組んでいきたいという意欲を感じることができるトークを展開した。


 また、イベント後半ではアルバムの発売をお祝いするため、内田の地元・群馬県のキャラクター「ぐんまちゃん」が突如スペシャルゲストとして登場。群馬観光特使も務める内田と、ぐんまちゃんが協力しながら群馬の郷土かるた「上毛かるた」に挑戦。アルバムのみならず、群馬の魅力も伝えるスペシャルなイベントとなった。


 なお、全国の『Sweet Tears』『Bitters Kiss』販売店では、2作の発売を記念してディスプレイコンテストを実施中。CD購入者による投票で最優秀店舗を決定し、最優秀店舗には内田彩本人が来店、イベントを実施するとのこと。(リアルサウンド編集部)