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アンダーカバー、ミヒャエルボレマンスの絵画プリントが再び<16年秋冬>

2016年02月11日 09:12  Fashionsnap.com

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ミヒャエル ボレマンスの絵画をプリントに(画像:UNDERCOVER)
高橋盾氏が手がける「アンダーカバー(UNDERCOVER)」が、2016-17年秋冬メンズコレクションでベルギーの画家ミヒャエル ボレマンス(Michaël Borremans)の絵画をプリントに取り入れた。

アンダーカバー、ミヒャエルボレマンスの絵画を使用の画像を拡大

 コレクションのタイトルは「Instant Calm」で、リラックス感を"Instant=即席"に得ることができる服がテーマ。3ピースのスーツをはじめ大人向けのシンプルなスタイルをベースに、ディテールや小物使いでツイストを加えている。ややゆったり目のベーシックなトップスやパンツには切り替えやタックといったリメイクの手法を取り入れて、プリントには金網柄や虫が潜んだボタニカル柄、レトロな宇宙柄を使用。パジャマには蓄光プリントが施された。デビル風の羽が付いたバックパックや、マグネットで取り外し可能な角が付属したハットなど、小物には遊び心を反映。ゴールドのアクセサリーが増え、初のアップルウォッチ専用オリジナルベルトが発表された。
 ミヒャエル ボレマンスは高橋氏が敬愛するアーティストの一人で、「アンダーカバー」では2015-16年秋冬ウィメンズコレクションで初めて作品をアートワークに使用した。メンズコレクションでは初めてで、今回は「A4」(2004年)、「The Resemblance」(2006年)、「Still」(2005年)、「Black Mould / Pogo」(2015年)の4作品を、アウターやトップスに大胆にプリント。「Black Mould」は日本の黒衣をイメージさせるシリーズで、コレクションでは絵画から再現して尖ったフード付きの黒のコートも制作している。
■コレクション全ルック・UNDERCOVER 2016-17年秋冬メンズコレクション