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パジャマからランジェリーまで "ルームウェア系"のトレンドが浸透

2016年02月10日 15:52  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

2016年SS展示会 中央:パジャマ風シャツ 税込7,990円 Image by: Fahionsnap.com/ ZARA
パジャマを始めとするガウンやネグリジェなどルームウェア風のファッションアイテムが、春物の並びはじめた店頭を飾っている。本来は室内で着るようなウェアだけではなく、キャミソールといったランジェリー調は今年の新トレンドだ。

"ルームウェア系"ファッション、各ブランドでラインナップ急増の画像を拡大

 スペイン発の「ザラ(ZARA)」では今シーズン、パイピングが特徴のパジャマシャツやキャミソールドレスをトレンドアイテムとして打ち出した。店頭ではベーシックなアイテムと組み合わせ、取り入れやすいコーディネートを提案。着心地がよく、程よい抜け感のあるスタイルが支持を得ている。
 これまでにもNYのパジャマブランド「スリーピージョーンズ(SLEEPY JONES)」が人気を集めたり、「マイケル コース(MICHAEL KORS)」の2015年秋冬コレクションや「グッチ(GUCCI)」2016年メンズ秋冬コレクションなどにパジャマ風アイテムが登場。レースやシースルーといったランジェリー調のディテール、ガウンのようなアウターも多くのランウェイを飾った。特にパジャマスタイルは流行に敏感な海外のセレブリティやファッションブロガーなどがいち早く取り入れてから、徐々に一般に浸透。"頑張り過ぎない"を意味する「エフォートレス」のトレンドを背景に、ルームウェアのような"脱力系"ファッションが求められているようだ。