トップへ

クドカンが「ゆとり世代」が描く連ドラに岡田将生&松坂桃李&柳楽優弥

2016年02月10日 11:30  CINRA.NET

CINRA.NET

岡田将生
宮藤官九郎脚本のドラマ『ゆとりですがなにか』が、4月から日本テレビ系で放送される。

同作は、2002年の学習指導要領改正の影響を受けた「ゆとり第一世代」と呼ばれる1987年生まれの男3人を描く作品。「野心がない」「競争意識がない」「協調性がない」などと言われてきた一方で、リーマンショックによる就職氷河期や、入社1年目に起きた東日本大震災などを経験してきた現在29歳の彼らが、仕事や家庭、恋愛、友情などに迷いながらも立ち向かう様が描かれる。

入社7年目の食品メーカー社員で、系列の居酒屋チェーン店に店長として出向を命じられる坂間正和役を演じるのは岡田将生。学校と保護者の板挟みに苦しむ小学校教師・山路一豊役を松坂桃李、名門中学に首席で合格したが大学受験に失敗し、11浪しながら妻と娘と暮らす道上まりぶ役を柳楽優弥が演じる。演出は監督作『謝罪の王様』『なくもんか』で宮藤とタッグを組んだ水田伸生が担当。

番組のオフィシャルサイトで宮藤は、「国が定めた教育方針で図らずも『ゆとり世代』と括られた彼らが、自虐的に『ゆとり』と口にせざるを得ない、そんなゆとりのない現代社会。社会人経験ゼロの私が、45才にして初めて挑む社会派ドラマです」とコメント。また岡田、松坂、柳楽によるコメント映像も公開中だ。