マクラーレンは、2016年型マシンMP4-31がクラッシュテストに合格し走行テストを開始する態勢が整ったことを発表した。
ホンダのパワーユニットにスイッチしたマクラーレンは、2015年低迷し、チーム史上最悪のコンストラクターズ選手権9位に終わった。
挽回を果たしたい今年、マクラーレンとホンダは“サイズゼロ”のコンセプトを維持し、これをよりよい形で活用できるよう改善して2年目のシーズンに挑む。
1月末にヨーロッパの一部メディアが今季型マクラーレンがクラッシュテストに合格したと報道したが、この際にはチームからは何のコメントもなされていなかった。そして今月9日、マクラーレンはTwitterを通して、マクラーレン・ホンダMP4-31がすべてのクラッシュテストに合格し走行テストをスタートする準備が整ったと発表した。
新車発表は21日に行われ、プレシーズンテストはスペイン バルセロナにおいて翌22日にスタートする。
マクラーレン・ホンダのレースドライバーは昨年に引き続きフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンが務め、新たにリザーブドライバーの座にストフェル・バンドーンが就く。テストのドライバー担当スケジュールはまだ明らかになっていない。
今季参戦する11チームの中で、クラッシュテストにパスしたことが明らかにされていないのはレッドブルのみとなっている。