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閉鎖的なマンションとセレブの堕落を描く、J・G・バラード原作の映画

2016年02月09日 13:10  CINRA.NET

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『ハイ・ライズ』 ©RPC HIGH-RISE LIMITED / THE BRITISH FILM INSTITUTE / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2015
映画『ハイ・ライズ』が8月6日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。

同作は、スティーヴン・スピルバーグ監督によって映画化された小説『太陽の帝国』をはじめ、『クラッシュ』『結晶世界』などを発表したSF作家J・G・バラードの小説『ハイ-ライズ』をもとにした作品。

階級別にフロアが分けられ、上階に行くほど富裕層が住むタワーマンションを舞台に、マンションのコンセプトを考案した建築家アンソニーの誘いで入居した医師のロバートが、ある住人との出会いをきっかけにしてマンション内での異常事態を知るというあらすじだ。贅沢なパーティーに興じる毎日を送るセレブリティーたちが、徐々に堕落していく様を描く。

キャストには『アベンジャーズ』『マイティ・ソー』にロキ役で出演したトム・ヒドルストンをはじめ、『ホビット』シリーズのルーク・エヴァンス、『運命の逆転』のジェレミー・アイアンズ、『アメリカン・スナイパー』のシエナ・ミラーらが名を連ねている。監督は『キル・リスト』のベン・ウィートリー。