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映画「ノーマ、世界を変える料理」4月公開 コペンハーゲンのカリスマシェフに密着

2016年02月08日 15:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

Photo by Pierre Deschamps ©2015 DOCUMENTREE FILMS LTD
デンマーク・コペンハーゲンのレストラン「ノーマ(noma)のシェフ、レネ・レゼピ(René Redzepi)に4年間密着したドキュメンタリー映画の邦題が、「ノーマ、世界を変える料理」(原題:NOMA MY PERFECT STORM)に決まった。4月29日、新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。

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 レネ・レゼピは、2003年に当時25歳でノーマをオープン。禁欲を重んじるプロテスタントの土地で、厳しい自然環境でもあることからこれまで美食とは無縁の地とされてきた北欧を拠点に、あえて北欧ならではの食材にこだわり、更に一般的には食材にしない蟻や花、苔などを取り入れた料理を提供している。ノーマは、英レストラン誌が選ぶ「世界ベストレストラン 50」の第1位に2010年からこれまで4度にわたって輝いたほか、昨年1月には「ノーマ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京」を限定出店し、約30日間の営業に6万人の予約が殺到したことでも話題を集めた。
 映画「ノーマ、世界を変える料理」は、移民として差別を受けてきたレネの生い立ち、世界が注目する新たな食文化を築いた当初の苦心を赤裸々に映し出すとともに、20カ国以上から集まった70人を超えるスタッフとの創作の現場にも潜入。4年連続の世界一にストップをかけた2013年の2位転落から2014年再び4度目の世界一を獲得するまでの、挑戦と復活の道のりも紹介する。
■「ノーマ、世界を変える料理」公式サイト