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離れていても家族をサポート!介護向けスマートケアウオッチ「Treata」が登場

2016年02月07日 19:21  Techable

Techable

75歳以上の後期高齢者が増えているのは日本に限ったことではなく、2010年は世界で2億700万人だった後期高齢者人口が、2020年には2億6500万人になると言われている。

親が介護を必要としている状態ではあるものの、親元を離れて生活することは現代では珍しいことではなく、不安を抱えながら生活をする人も少なくはないはずだ。

そんな家族にぴったりなスマートケアウオッチ「Treata」が登場し、クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資を募っている。
手軽に連絡が取れる!
Treataはアプリと連携する時計で、介護を受ける人が時計を付け、介護を見守る人がアプリからモニタリングを行う。

具体的に使える機能は以下の通り

・介護者が入浴、食事、歯磨き、投薬などを忘れてしまっている場合、テキストや音声、ビデオでメッセージを送ることができる。

・介護者が決められたゾーンを離れたり、転んでしまったとき、しばらく動かない場合はアプリに連絡が入る。

・会員向けの「Circle of Care」というコミュニティが形成されており、万一の時プロの介護士がサポートを行ってくれる。

これだけサポートが付いていれば、離れていてもある程度安心でいられそうだ。
仕様には別途料金が必要


Treataは現在販売に向け出資を募っており199ドル(約2万3000円)に送料で購入が可能。

介護システムの連携などを使うには、毎月30ドル(約3500円)がかかる。全世界でプロのサポートが受けられる日がくれば、さらに使い勝手が良くなりそうだ。

Treata Smart Solutions