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“焼けつくような性愛”が3D映像に ギャスパー・ノエ『LOVE【3D】』予告編&場面写真公開

2016年02月07日 16:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2015 LES CINEMAS DE LA ZONE . RECTANGLE PRODUCTIONS . WILD BUNCH . RT FEATURES . SCOPE PICTURES .

 『アレックス』『エンター・ザ・ボイド』のギャスパー・ノエ監督最新作『LOVE【3D】』の日本版予告編と場面写真が公開された。


動画はこちら


 『LOVE【3D】』は、パリに住むアメリカ人青年マーフィーと、かつての恋人エレクトラとの2年間に及ぶ蜜月を描いたラブストーリー。1月1日、アパートで妻と2歳の子どもと3人で暮らすマーフィーの元に、かつての恋人エレクトラの母から、行方不明のエレクトラを心配するメッセージが届く。マーフィーは、いつまでも続くはずだった、焼けつくような情熱の日々を振り返る……。


 第68回カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門で上映された本作。ノエ自身が「私のこれまでの映画とは違う、私のすべての映画の中で、その存在をもっとも近く感じられる、そして最もメランコリックな映画だ」と語るように、愛しあう若いカップルの情熱を、肉体的・精神的に再現し、彼らの愛と性が3Dで描かれる。


 このたび公開された予告編では、生涯最大の愛を失ったマーフィーが、エレクトラとの決定的な別れから時間を巻き戻すように、彼女との情熱的な日々を回想する模様が描かれる。予告編の最後には、「映画と生(3D)で交わる」というコピーが載っている。


 また、同時に公開された場面写真では、マーフィーとエレクトラが過ごした、濃厚な愛の日々が映し出されている。(リアルサウンド編集部)