「KSK(結婚してください)」とプロポーズしたことが話題を集めたDAIGOと北川景子の結婚発表。単語をアルファベットの頭文字に略して表現する『DAI語』は、巷でも流行っているのだろうか? 竹下通りを歩く女子高校生(JK)に聞いてみた。
「DAI語はLINE(無料通話アプリ)でたまに使うかなぁ。『TKS♪』とか」(みき・高2)
TKS……? 今の気分を言えば、「T(とてつもなく)K(今日)S(寒い)」?
「きゃはは! 爆笑! TKSは付き合うことにした♪ 好きな彼とのことを報告したいけど、ちょっと恥ずかしい的なときに使うよね~」(みき)
「ほんとそれ! あと、『KN(今日眠くね?)』とかね。『DD(誰でも大好き)』は、いろんな女の子に目移りする浮気者の彼氏に言ったりするかも」(なな・高2)
「それな!」(みづき・高2)
“それ!”とか“それな”っていうのは、流行っているの?
「言わない?“うんうん”だけだとつまんないから“それ!”とか“あーね”とか超使うよ」(みづき)
ほかにもよく使うJK語はあるのだろうか? クレープを買うため並んでいる別の2人組に聞いてみた。
前からある言葉だけど、“ヤバイ”は使う?
「使うけど、最近は“詰む”かなぁ。“遅刻しそう詰む”とか、“あのモデル可愛すぎ詰んだ”とか」(もも・高1)
「あとは、死にそうって意味で“散りそう”って言うよ。テンションがハイになったとき“ガチ散りそう”みたいな」(りん・高1)
“ヤバい”は、もとはピンチな状況を表す言葉だったが、今では「おいしすぎてヤバい」「超うれしいヤバ!」などポジティブな表現としても使用されている。
「詰む」も「散る」も同様に、不利な状況での感情を表すだけでなくあらゆるシーンで使っているようだ。
それぞれ、どういった言葉に由来しているの?
「え、語源とかわかんないし。誰かが使っていて、なんとなく自分でも使うようになったかなぁ」(りん)
かつての流行語から派生した言葉もあった。
ツイッターで短文を投稿する中で現れた「○○なう」から派生し、「原宿わず(原宿にいた)」と言ったり、得意顔、したり顔といった意味の「どや顔」は、最近では「どやってる(どや顔している)」という使われ方をしているよう。