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ゼニアグループのアーティスティックディレクターにアレッサンドロ・サルトリが就任、古巣復帰へ

2016年02月05日 22:32  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

 先日「ベルルッティ(Berluti)」のアーティスティック・ディレクターの退任を発表したアレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)が、エルメネジルド ゼニア グループのアーティスティック・ディレクターに就任することが明らかになった。

アレッサンドロ・サルトリが古巣ゼニアに復帰の画像を拡大

 サルトリは、2003年から2011年の8年間「ジーゼニア(Z Zegna)」に在籍。今回のサルトリが就任するアーティスティック・ディレクターは新たに設立されたポジションで、ゼニア グループが展開する全てのブランドのディレクションを手がけるという。就任は6月を予定し、サルトリが初めて手がけるコレクションは2017年秋冬シーズンになるようだ。 英メディア「ビジネス・オブ・ファッション(The Business of Fashion)」の取材に対してゼニア グループCEOのギルド・ゼニア(Gildo Zegna)は「長年アレッサンドロを見てきて彼のスタイルを熟知しています。グループへの復帰を歓迎します」とし、サルトリは「この機会を与えてくれたゼニアファミリーに感謝します。新しいコレクションを素晴らしいチームと作り上げていくことが今から楽しみです」とコメントしている。 なお、「エルメネジルド ゼニア クチュール(Ermenegildo Zegna Couture)」のヘッドデザイナーを務めていた ステファノ・ピラーティ(Stefano Pilati)は、今月退任を発表している。