ユナイテッドアローズが子会社設立、最上位ウィメンズブランド立ち上げ

　ユナイテッドアローズが新しい子会社を立ち上げ、2016年秋冬シーズンから新ブランドをスタートさせる。グループ内で最上位にあたるウィメンズブランドという位置付けで、クリエイティブディレクター兼チーフデザイナーには、ストアブランド「ドゥロワー（DRAWER）」の吉武味早子が就任。同氏の強いこだわりを表現したものづくりに取り組み、品質や希少性の高い商品をサロンのような雰囲気の店舗から提案するという。

ユナイテッドアローズから新ブランドの画像を拡大

　子会社の株式会社 Designs（Designs & Co.）は、既存の商品やサービスでは満足できない更に高感度な層に向けて新たな価値提案を行うため、昨年9月に新設。ユナイテッドアローズの代表取締役 社長執行役員 竹田光広が代表取締役会長、同執行役員の田中和安が表取締役社長を務める。
　新会社からデビューする新ブランドは、デザイナーの強靭な意志と情熱を商品化できるアトリエ機能と生産背景を整えるといい、腕の良い日本の職人や工場との共存を図り、品質を追求したコレクションを発表していく考え。新ブランド名やコレクションなどの詳細については随時公開する予定で、今後はプレスルームを構えるほか、サロン型ストア1店舗の出店が計画されている。
　なお、ドゥロワーはユナイテッドアローズのデザインチームが継続して企画を担当する。