ドキュメンタリー映画『ホール・イン・マネー!~大富豪トランプのアブない遊び~』が、2月27日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で公開される。
同作は、2016年アメリカ大統領選挙の共和党候補者であるドナルド・トランプによるリゾート開発事業の違法性を追及した作品。同じテーマを扱い、トランプがTwitterで反論するなどの反響を呼んだドキュメンタリー『You've Been Trumped』を手掛けたスコットランド出身のジャーナリストであるアンソニー・バクスターが監督を務めている。
作中では、関係者や専門家、地元の人々へのインタビューなどを通して、自然や住民の意見を顧みないトランプ社のゴルフ場開発の実情や、反対運動の様子が捉えられている。公開中の予告編では、バクスターがトランプ本人に「環境破壊なのでは?」と斬り込む様子や、ゴルフ場建設の強硬派で市民運動を弾圧した市長、トランプの息子らに取材を行なうシーンが映し出されている。