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世界中の人々がマット・デイモンの帰還を願う 『オデッセイ』特別映像公開

2016年02月05日 13:11  リアルサウンド

リアルサウンド

『オデッセイ』 (c)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

 本日2月5日公開のリドリー・スコット監督最新作『オデッセイ』より、特別映像が公開された。


参考:NASAが映画からヒントを得る!? R・スコット監督らがローバーを語る『オデッセイ』特別映像公開


 『オデッセイ』は、『ボーン』シリーズのマット・デイモンが『エイリアン』『ブレードランナー』のリドリー・スコット監督と初めてタッグを組んだSF映画。火星に独りぼっちで取り残された宇宙飛行士マーク・ワトニーが、あらゆる知恵を振り絞り、強固な精神力を発揮しながら、地球に還ろうと奮闘する模様を描き出す。第88回アカデミー賞では、作品賞と主演男優賞(マット・デイモン)を含む7部門にノミネートされ、第73回ゴールデン・グローブ賞では、ミュージカル・コメディ部門で作品賞と主演男優賞(マット・デイモン)の2冠に輝いた。


 このたび、公開された映像は、地球の人々が、火星に取り残されたワトニーの帰還を願う様子を捉えたもの。火星での有人探査の最中、嵐に巻き込まれて死亡したと推測され、独り火星に取り残されたワトニー。しかし、奇跡的に生き延びていた彼は、わずかな供給品しかない状態で、知恵と精神力、創意工夫の才能を発揮して、生き抜くことを誓う。地球では、NASAと各国から集められた科学者たちが、彼を生還させるためにたゆみない努力を続けていた。その一方で、ワトニーを置き去りにしてしまった乗組員たちは、大胆な救出計画を立てる。この驚くべき勇敢な行為のニュースが次々に伝えられると、ワトニーの帰還を応援しようと世界が団結した。映像では、新聞、テレビ、ネット、街頭など、あらゆる場所でワトニーの帰還を願う世界中の人々の様子が映し出される。


 原作者のアンディ・ウィアーは「読者にはワトニーを好いてもらいたいと思った。そして心配してもらいたいと思った。だからこそ彼を救いたいと思い、感動が生まれるように作り上げた」と明かしている。また、プロデューサーのアディティア・スードも「ワトニーはありとあらゆる困難にもめげず先へ進み続ける。そのせいで、単なるエキサイティングなアドベンチャー映画に終わらない大きな希望が満ちている」と、本作の魅力を分析している。(リアルサウンド編集部)