2016年トヨタモータースポーツ体制発表 トヨタ自動車は4日、2016年のモータースポーツ活動計画を発表し、スーパーGT500クラスへの参戦体制を明らかにした。今年も6台のレクサスRC Fが投入されるが、そのうちの4台のドライバーラインアップが変更されている。
2014年シーズンからレクサスRC Fを投入しているレクサス陣営。昨年はZENT CERUMO RC Fが最終戦までチャンピオンを争ったものの、王座獲得はならず。今シーズンは3年ぶりの王座奪還を目指すこととなる。迎える2016年シーズンは、引き続き6台のレクサスRC Fが投入されるが、チーム名や車両名が一部変更となっている。
まずチームルマン陣営は『LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S』へとチーム名称が変更に。車両名も『WAKO'S 4CR RC F』となった。またトムス陣営も『LEXUS TEAM TOM'S』へとチーム名が変更に。また36号車については車両名がTBD(未決定)となっている。この2チーム、2台の名称が変更となっている。
ドライバーラインアップでは4台に変化があった。まず名称も新しくなったルマンの6号車では、昨年もドライブした大嶋和也のチームメイトとして、昨年まで37号車トムスをドライブしていたアンドレア・カルダレッリが加入した。
一方、昨年まで6号車をドライブしていた国本雄資は、バンドウの19号車へと移籍となり、昨年に引き続きチームに残った関口雄飛と組むこととなった。
トムスの36号車は伊藤大輔が残留となった一方、チームメイトには、新たに2015年全日本F3王者のニック・キャシディが加入。37号車は昨年もマシンをドライブした平川亮とともに、36号車からジェームス・ロシターが移動している。
セルモとサードはラインアップ継続に。38号車立川祐路/石浦宏明、39号車は平手晃平/ヘイキ・コバライネンという組み合わせで2016年シーズンに臨む。
一方、昨年までバンドウの19号車をドライブしていた脇阪寿一は、今シーズンのドライバーラインアップからは外れることとなり、今年はチームルマンの監督に就任することが発表された。