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郷ひろみ、オーケストラ編成のスペシャルコンサートで新曲披露「新たな僕の旅立ちになる」

2016年02月04日 05:01  リアルサウンド

リアルサウンド

郷ひろみ。

 郷ひろみが2月3日、東京・赤坂サントリーホールにて『SPECIAL CONCERT 2016 HIROMI GO & THE ORCHESTRA at SUNTRY HALL』を開催した。


 郷自身が2015年10月18日に還暦を迎えたことを機に行なう今回のオーケストラ編成によるライブは、普段はダンサブルなステージを披露する彼にとっても新たな挑戦。以前から「60代からの人生を、僕は一番楽しみにしていた」と公言してきた郷にとって、その証明ともいえるコンサートだ。


 郷は開演前の取材で、今回の公演を「新たな僕の旅立ちになる」と位置付け、続けて「いつかこのような形でステージに立ちたいと思っていて、ようやくそういう時期が来た」と、歌一本で勝負するステージを待ち望んでいたことを語った。


 公演では、「よろしく哀愁」や「哀愁のカサブランカ」「言えないよ」といった往年の名曲から、2015年5月にリリースした100thシングル表題曲「100の願い」まで、新旧の楽曲を織り交ぜた内容を披露。アンコールには郷がこの公演のために書き下ろした楽曲である「バックステージ」を熱唱した。


 郷は前述の取材で、新曲「バックステージ」について「サントリーホールで、バックにオーケストラが入ってくれることを踏まえて作った曲」とコメント。楽曲に込めたメッセージについては「ファンの方たちや僕を支えてくれている人たちに対する『その支えがあるから僕は歌い続けていられるんだよ』という気持ち」と、これまでのキャリアを振り返ったうえで、感謝の気持ちを込めて作った楽曲であることを述べている。(リアルサウンド編集部)