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ダレン・アーモンド展に天体捉えた作品群、太陽をiPhoneで映す映像も

2016年02月03日 12:30  CINRA.NET

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ダレン・アーモンド『Hand-held Sun』2015年 映像プロジェクション、サイズ可変
ダレン・アーモンドの個展『陽の光のかげで』が、2月5日から東京・谷中のSCAI THE BATHHOUSEで開催される。

ダレン・アーモンドは、フリップ式時計や月光による長時間露光を用いた写真シリーズを発表しているイギリス出身のアーティスト。北極圏、シベリア、比叡山の秘境といった場所で撮影を行なっている。日本では2013年に茨城・水戸芸術館現代美術ギャラリーで大規模な個展『ダレン・アーモンド 追考』が開催された。

『陽の光のかげで』展は、天体を捉えた作品群で構成される展覧会。ロサンゼルスにあるグリフィス天文台の太陽観測望遠鏡から見える太陽を、アーモンド自身がiPhoneで撮影した映像作品『Hand-held Sun』を壁一面に投影するほか、数字の断片が解読できないかたちで配置された16枚の鏡面パネルで構成される作品『In Reflection』や、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた星雲や恒星系のイメージをもとに、アクリル絵具でアルミニウムパネルに描いた新作シリーズ『Timescapes』が展示される。