2000年から13年間に渡りマクラーレンのテストドライバーを努めたゲイリー・パフェットが、ウイリアムズと契約を交わした。パフェットはシミュレータードライバーを担当し、チームのマシン開発に携わる。
パフェットはマクラーレンのテストドライバーと並行して、メルセデスからドイツツーリングカー選手権(DTM)に参戦。2005年にはタイトルを獲得しているほか、シリーズ通算20勝を挙げている。
ウイリアムズのチーム副代表を務めるクレア・ウイリアムズは「ゲイリーのような経験豊かなドライバーをチームに迎えることができ、嬉しく思う」とチームへの合流を歓迎している。
「彼は高いスキルを持つレーシングドライバーであると同時に、テストに必要な知識やデータを解析する能力も持ち合わせています。彼の能力があれば、FW38の開発をより加速させることができるはずです」
また、パフェットも「歴史ある名門チーム」の一員となることを喜んでいると述べた。
なお、メルセデスは2016年のDTMドライバーラインアップを発表していないものの、パフェットは引き続きメルセデス陣営に留まり、同シリーズへ参戦するとみられている。