TOMATOの展覧会『THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION“O”』が、3月12日から東京・渋谷のパルコミュージアム、ギャラリーXほかで開催される。
1991年にイギリス・ロンドンで設立されたアーティスト集団・TOMATO。グラフィック、デザイン、ブランディングやCI、映像、彫刻、都市建築設計、ファインアートなど多様な分野で活動を行ない、メンバーはロンドン、メルボルン、東京、カッセルなどの各都市で作品を発表している。これまでの在籍者には創設メンバーでもあるカール・ハイドとリック・スミス(共にUnderworld)や、ジョン・ワーウィッカー、長谷川踏太、ファッションブランド・WORK NOT WORKを手掛けるサイモン・テイラーらが名を連ねている。
『O』は、TOMATOの設立25周年を記念する回顧展。商業作品やチーム内で実験的に制作された作品も含む、過去25年間の作品が一堂に展示される。またTOMATOがUnderworldのために制作したレコードのアートワークやグラフィック、映像なども公開。作品はパルコミュージアムおよびギャラリーXを中心に、階段なども活用して渋谷パルコ全館を使って展示される。
さらにTOMATOのプロデュースによるポップアップショップや、展覧会図録、ジョン・ワーウィッカーのエッセイ写真集『One Thousand Fathoms Deep』、Underworldの書籍『The Box of the Books of the Book of Jam』の刊行に加え、TOMATOのメンバーによるトークやワークショップなど様々な関連企画を予定。また今春開局する「渋谷のラジオ」とのコラボレーションも行なわれる。