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スーパーGT:GAINER、今季体制を発表。11号車にAMG GT3使用

2016年02月02日 13:01  AUTOSPORT web

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GAINERが今季投入するメルセデスAMG GT3
スーパーGT300クラスに参戦するGAINERは、2016年の参戦体制を発表した。今季は新たにメルセデスAMG GT3を11号車として投入。チャンピオンを獲得したニッサンGT-RニスモGT3との2台体制でシーズンへ挑む。

 GT300クラスで例年タイトル争いを繰り広げるトップチームのひとつで、昨年は10号車GAINER TANAX GT-Rが2勝を挙げるなど安定した成績を重ね、最終戦を待たずしてWタイトルを獲得したGAINER。シリーズ2連覇をかけて戦う16年シーズンも2台体制を継続することとなった。

 チャンピオンを獲得した10号車は、ゼッケンを王者の証である“0”に変更。マシンは引き続きニッサンGT-R GT3を使用する。エースカーである11号車は、昨年までのメルセデスSLS AMG GT3から、今季から新たに登場するメルセデスの新型FIA-GT3マシン、メルセデスAMG GT3にスイッチすることとなった。AMG GT3の使用を明らかにしたのはGOODSMILE RACING & Team UKYOに続き2チーム目となる。

 ドライバーに関しては、今年でコンビ結成4年目を迎える平中克幸、ビヨン・ビルドハイムが11号車をドライブする。10号車については現時点でTBN(後日発表)とされているが、2月中に実施されるとみられるニスモの体制発表と同じタイミングで発表される。

 タイヤは2台とも引き続きダンロップを装着するほか、メインスポンサーも昨年に続きTANAXが就任。エンジンチューナーは0号車がニスモ、11号車はHWAが務める。昨年に続き強力な体制を敷いたGAINERは、2年連続チャンピオン獲得に向け万全の体制で臨むことになる。